日本農業史学会

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研究報告会

    日本農業史学会2021年研究報告会のお知らせ NEW!! 
     (大会ポスター)

日時・場所

  • 日時: 2021年3月29日(月) 9:00~18:00 (受付:8:30-)
  • 会場:オンライン主体のハイブリッド方式で開催。(無料)
    (オンライン)会員へはメールでZoomID配信。<非会員で参加希望の方は事務局まで連絡ください>
    (会場実出席者) 京都大学農学部総合館生物資源経済学専攻第 1会議室 E 217 (こちらの地図を参照)  http://www.reseco.kais.kyoto-u.ac.jp/access/

【Ⅰ】個別報告(9:00-12:25 1報告あたり、報告35分+質疑5分=計40分) 

  • 会長挨拶:9:00-9:05    
  • 第1報告:御手洗 悠紀(京都大学大学院) 9:05-9:45 (会場報告)
    「健康不安と有機農業 ―20世紀初頭の英国における代替医療運動を事例に―」
    (座長:藤原辰史:京都大学)    
  • 第2報告:井上 将文(北海道大学大学院) 9:45-10:25 (会場報告) 
    「昭和初期北海道における酪農奨励事業の展開
     ―産業5ヶ年計画、経済更生運動を中心として―」
    (座長:板垣貴志・島根大学)      
  • 第3報告: 伊藤 淳史(京都大学) 10:25-11:05 (会場報告)
          「第2次PL480協定をめぐる日米交渉:1955-56年」
    (座長:白木沢旭児・北海道大学)            
  • 第4報告:座間味 希呼(大阪大学大学院)11:05-11:45  (オンライン報告)
          「戦後沖縄の製糖工場労働者の就業履歴に見る技術者の移動」
    (座長:湯澤規子・法政大学)      
  • 第5報告:玉 真之介(帝京大学)11:45-12:25 (会場報告)
    「イエとムラ」5.0-脱グローバリズム時代の可能性- 」
    (座長:庄司俊作・同志社大学名誉教授)
            (昼休み:12:25-13:30)

【Ⅱ】シンポジウム:(13:30~17:00)

テーマ:現代農業史資料の保存と活用-その歩みと今後の課題-  
  • 趣旨説明 :安岡 健一 (大阪大学) 13:30-13:35      (オンライン)
  • 【報告 :資料保存の観点から】     
  • 第1報告:水島 和哉・仙田 徹志・石田 正昭(京都大学)13:35-14:00  (オンライン)
    「協同組合図書資料センター旧蔵資料の現状と活用に向けて
             ―資料移管の状況と科研プロジェクトの活動を中心に―」
  • 第2報告:大鎌 邦雄(東北大学名誉教授)14:00-14:25   (オンライン)
    「旧農総研積雪地方支所所蔵資料等の地元自治体への移管とその利活用」
  • 第3報告 : 林 薫平(福島大学)14:25-14:50         (オンライン)
    「福島大学食農学類における旧農文協図書館・近藤康男文庫の継承と活用に向けて
    ―戦間・戦中・戦後・高度成長期を貫く“近藤農政学”の視座と福島県農村の震災復興への示唆―」
               (休憩: 14:50-15:00)
  • 【コメント 資料利用の観点から】
    コメント1:15:00-15:15  坂根 嘉弘(広島修道大学)    (オンライン)
    コメント2:15:15-15:30  齋藤 邦明(和光大学)       (オンライン)
    コメント3:15:30-15:45  御手洗 悠紀(京都大学大学院)  (会場)   
  • 質疑応答 :15:45-17:00

2021年日本農業史学会シンポジウム
現代農業史資料の保存と活用-その歩みと今後の課題-
オルガナイザー:安岡 健一(大阪大学)


 歴史研究において基礎となるのは、なによりも歴史資料である。近年、公文書管理法の施行や自然災害後の歴史資料保存活動が各地で展開されるなど、資料保存への意識が高まるいっぽうで、保管場所の確保や整理に要する人件費等の課題から保存の危機に瀕する資料群も少なくない。
 農業史研究もまた、この課題と無縁ではない。その一例が、全国農業協同組合中央会(全中)が、東京都町田市に1979年に設置した協同組合図書資料センター所蔵資料である。本センターは貴重な資料を所蔵することが研究者に知られてきたが、センターの廃止にともない所蔵資料の保存場所も失われ、一時的に全中が管理している状態となった。那須文庫をはじめとする、これまで収集されてきた貴重な個人文庫は関係者の努力により国文学研究資料館にて保存されることが決定したが、農協活動にかかわる組織資料(以下、全中資料)の保存先は定まっていない。
 これに対して2019年度より農業協同組合論、日本農業史研究者有志による科研の共同研究(科研・基盤研究(B)「戦後農政の展開過程と農業協同組合:全中所蔵資料の検討を通じて」研究代表者:石田正昭)が発足し、全中資料の整理と保存を目指して全中と協力しながら活動してきた。戦後農協の設立以来の、農政活動、農協経営、農協運動など広範な内容を含む全中資料の目録が科研を通じて作成され、今後は内容にかかわる研究がまたれる貴重な資料であることは間違いない。
 全中資料に限らず、今後、各地域において多種多様な農業史資料の保存が課題となってくることは確実である。そこで本年の農業史学会シンポジウムでは、全中資料に関する科研グループからの報告に加えて、資料保存・移管の先例として、福島大学に移管された農文協図書館の資料、および地元に移管された積雪地方農村経済調査所の資料を含む旧農業総合研究所積雪地方支所の図書資料についてそれぞれ関係者から報告をいただき、その達成を共有する。
 また保存と対をなす利用の観点から、国内外における資料利用の観点からコメントをいただき、今後の課題について検討する。以上の報告とコメントを題材に、意見・情報交換を行い、農業史資料保存に対する意識喚起を目指す。日本農業史学会では2007年度にも、国有林資料の保存と活用を大会シンポジウムの主題とするなど、資料保存について議論してきた。将来世代への責任という観点からも、学術団体として資料保存について継続的に考えるきっかけとしたい。

Ⅲ 総会 17:15-18:00


(学会としての懇親会は行いません)

過去の研究報告会

         
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