日本農業史学会

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研究報告会

April 2008 日本農業史学会2008年度研究報告会および総会についての報告

2008年度の研究報告会および総会が、去る3月26日(水)に、宇都宮大学共通研究棟1341教室において開催されました。

Ⅰ 研究報告会

研究報告会は、47名の参加者をえておこなわれました。報告者と報告テーマは次の通りです。

1.個別報告(午前9:30~)

第1報告 「中国山地における役牛生産と流通」
板垣貴志(日本学術振興会特別研究員)
第2報告 「昭和13年「阪神大水害」の被災地と『勤労奉仕団』」
加藤尚子(国立環境研究所)
第3報告 「委任統治期南洋群島における沖縄出身移民―労働力市場の構造変化と移民の対応に着目して―」
森亜紀子(京都大学大学院)

2.シンポジウム(午後13:30~)

共通論題:「20世紀世界の農業と移動-移民・入植・難民-」
司会 松本武祝(東京大学)
報告者:
第1報告 「イタリア農村と移民 -南仏への出稼ぎ的移民を中心に」
北村暁夫(日本女子大学)
第2報告 「1940年代における樺太農業移民政策の転換-樺太からみる近代日本の植民地農業移民-」
竹野学(札幌医科大学)
第3報告 「戦後東独の難民問題と「社会主義」-戦後入植史としての土地改革・集団化-」
足立芳宏(京都大学)
コメンテーター
玉真之介(岩手大学)

Ⅱ 総会

(1)庶務報告

①『農業史研究』第42号が刊行された旨の報告がありました。
②研究会の会員数について、2008年3月現在168名(9機関を含む)であるという報告がなされました。

(2)日本農業史学会賞 本年度は、推薦論文がありませんでした。
(裏につづく)
大鎌邦雄学会賞担当理事より「日本農業史学会学会賞表彰規程」改定案の提案があり、承認を得ました。
(3)会計報告

①2007年度日本農業史学会会計報告
岩本純明監事の監査を経て会計報告がなされ、総会での承認を得ました。
②2007年度日本農業史学会賞経理報告
同じく、岩本純明監事の監査を経て経理報告がなされ、総会での承認を得ました。

(4)足立芳宏理事より、2008年日韓中農業史学会国際大会が9月19~20日に宮崎・南九州大学にて開催予定であることが報告されました。
(5)加藤衛拡理事より「国有林史料の国立公文書館への移管について」に関する報告があり、国立公文書館に移管されることになった国有林史料の活用体制の整備に向けて、日本農業史学会として取り組むことが確認されました。

Ⅲ 懇親会

大会終了後、懇親会を開催いたしました。参加者は、36名でした。

Ⅳ その他

2009年度大会は筑波大学にて、3月末に開催の予定です。

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