日本農業史学会

お問合せ

学会事務局メールアドレス
office[at]agrarian-history.sakura.ne.jp

編集委員会アドレス(投稿用)
editor[at]agrarian-history.sakura.ne.jp

(学会事務局連絡先)
〒606-8502
京都大学農学研究科
生物資源経済学専攻
比較農史学分野気付
日本農業史学会事務局
Tel. 075-753-6185
Fax. 075-753-6191

農業史研究

・J-Stageより本誌掲載論文が閲覧可能です(刊行1年後からオープン・アクセスにて無料で閲覧できます)  J-Stage『農業史研究』(1988-),   (前身誌『農業史研究会会報』(1975-1987)もJ-Stageで閲覧できます))

・1999年以前(No.21-33)はこちら

No.58No.57No.56No.55No.54No.53No.52No.51No.50No.49No.48No.47No.46No.45No.44No.43No.42No.41No.40No.39No.38No.37No.36No.35No.34

   No.58 (2024年3月)

2023年シンポジウム:戦後沖縄農業・農村史研究の再検討

趣旨解題
   小濱 武
農業・農村から再考する沖縄現代史研究の論点―米国統治期の砂糖生産に関連して―
   鳥山 淳
戦後沖縄における台風エマ救済政策の歴史的意義
   小濱 武
米軍占領期沖縄からハワイへの農業実習生派遣事業―ハワイにおける沖縄系移民のかかわりに着目して―
   安里 陽子
豚たちの戦後史―激変する人と動物の関係と沖縄社会―
   比嘉 理麻
コメント1
   坂井 教郎
コメント2
   森 亜紀子 
質疑応答

会報

   No.57 (2023年3月)

2022年シンポジウム:食の貧困をめぐる近現代史―「食べられない」の変容と地域性―

趣旨解題
   大瀧 真俊
食の〈質〉的貧困と合理性―樺太米食撤廃論から考える食の〈自由〉と食の〈正義>―
   中山 大将
戦後アメリカ統治期の沖縄における学校給食事業の展開―琉球政府学校給食法の制定過程に着目して―
   小濱 武
食をめぐる「平等」の変容―帝国/国家のなかのコメを考える―
   原山 浩介
コメント1
   湯澤 規子
コメント2
   大瀧 真俊 
質疑応答

論 文

中世後期イングランド湖水地方の村落景観と移牧―トラウトベック村を例に―
   加藤 はるか

会報

ページトップ

   No.56 (2022年3月)

2021年シンポジウム:現代農業史資料の保存と活用―その歩みと今後の課題―

趣旨解題
   安岡 健一
協同組合図書資料センターの旧蔵資料と今後の利活用―閉館にともなう対応を中心に―
   水島 和哉・仙田 徹志・石田 正昭
旧農総研積雪地方支所所蔵資料等の地元自治体への移管とその利活用
-旧農林省積雪地方農村経済調査所の資料を中心に-
   大鎌 邦雄
福島大学食農学類における旧農文協図書館・近藤康男文庫の継承と活用に向けて―戦間・戦中・戦後・高度成長期を貫く“近藤農政学”の視座と福島県農村の震災復興への示唆―
   林 薫平
コメント1
   坂根 嘉弘
コメント2
   斎藤 邦明 
コメント3
   御手洗 悠起
質疑応答

論 文

昭和初期北海道における酪農事業の展開
―産業5ヶ年計画, 経済更生計画を中心に ―
   井上 将文
戦後沖縄の製糖工場技術者の経歴に見る日本帝国下糖業の痕跡
―糖業復興期の分蜜糖工場技術者の事例から―
   座間味 希呼

会報

ページトップ

   No.55 (2021年3月)

2020年シンポジウム:太平洋世界における近代糖業と帝国 ―移植(Transplantation)―

趣旨解題
   森亜紀子
「Industrious」な労働者たち
 ―グローバル・ヒストリーからみた初期ハワイ日本人移民―
   マーティン・デューゼンベリ
二つの帝国と近代糖業 ―ハワイと台湾をつなぐ移動者たち―
   飯島 真里子
帝国の農業労働者 ―台湾近代糖業のなかの日本人―
   坪田=中西美貴
北マリアナ諸島における南洋興発(株)糖業の構築過程
  ―植民地社会に生きた人びとの側から問い直す―
   森亜紀子
コメント1
 平井健介
コメント2
 安岡健一
質疑応答

論 文

戦前期北海道における酪農政策体系の確立
 ―拓殖政策の視角から―
   井上 将文
明治前期農村の農民層分解に対する土地担保金融の影響
   大栗 行昭
『農業雑誌』にみる佐久間義隣の農業観
 ―災害を生き抜く生業の模索と提案―
   金子 祥之

会報

ページトップ

  No.54 (2020年3月)

2019年度シンポジウム:国家統制と農業・食糧-社会主義農業とは何だったのか-

座長解題
 白木沢 旭児
ソ連の農業政策・食糧政策―経済外強制から経済的刺激へ―
 野部 公一
中華人民共和国初期の食糧統制―農業集団化との関連に注目して―
 松村 史穂
農業・食糧統制から社会主義建設へ―東ドイツ農業の戦後史―
 足立 芳宏
戦時・戦後日本における食糧統制と共同経営―戦後日本農業における社会主義への眼差し―
 永江 雅和
コメント
 坂根 嘉弘
質疑応答

論 文

1920-30年代における県農会立女学校の指導理念と教育内容
 徳山 倫子

研究ノート

中華人民共和国建国初期におけるミチューリン理論の学習とその影響―東北農業科学研究所を中心に―
 湯川 真樹江

会報

ページトップ

  No.53 (2019年3月)

2018年度シンポジウム:食と農の地域史(ローカル・ヒストリー)―消費と生産をめぐる関係史の試み―

趣旨解題
 湯澤規子
日本植民地期台湾の漢人農家における農と食―甘藷栽培技術の普及と採取活動を中心に―
 都留俊太郎
江戸時代北関東における食と農―下野国の主穀の生産・流通・消費を事例に―
 平野哲也
テフとインジェラ―エチオピアにおける食と農の展開に関する事例分析―
 藤本 武
コメント
 大豆生田稔
質疑応答
ページトップ

  No.52 (2018年3月)

2017年度シンポジウム:村請の500年史―プレ村時代からポスト村時代まで―

趣旨解題―通史的村落論の構築に向けて―
 戸石七生
中近世移行期における村落と領主の関係―丹波国山国荘を事例に―
 熱田順
「救法」の村請―備後国福山藩領の義倉運営―
 平下義記
「村請」の近現代史―滋賀県神崎郡栗見荘村―
 坂口正彦
コメント
 大栗行昭
質疑応答

論文

戦時期米穀供出制度下における農家の自家用保有米について(昭和15-20年)
 海野洋
戦間期ドイツ語圏の有機農業―「生改革運動」における「自然農法」に着目して―
 御手洗悠紀 
農業の変化を記録する現代絵農書と地域史資料としてのその役割―静岡県御殿場市・杉山肇「我楽苦多(がらくた)資料館」を事例として―
 清水ゆかり
ページトップ

  No.51 (2017年3月)

2016年度シンポジウム:物質循環の歴史学―農業史のもう一つのかたち―

座長解題
 藤原辰史
19世紀フランス南部山岳地オート=ザルブ県における物質循環の回復と生活型農業の衰萎―
 伊丹一浩
北イタリア水田地帯の輪作体系と物質循環
 山手 昌樹
「下肥」利用と「屎尿」処理―近代愛知の都市化と物質循環の構造転換―
 湯澤規子
コメント
 足立芳宏
質疑応答
ページトップ

  No.50 (2016年3月)

2015年度シンポジウム:農家・農村の戦後と高度成長を穿つ―移動と女性と高齢者―

座長解題
 庄司俊作
学歴主義の浸透と農村長男の都市移動―兵庫県篠山市同郷団体会員調査をもとに―
 奥井亜紗子
農村女性政策によるジェンダー構築の重層性―高度経済成長期の京都府久美浜町を事例に―
 岩島 史
高度成長期地域社会における高齢者の研究―課題の提示と地域老人クラブ形成期の事例―
 安岡健一
コメント
 伊藤淳史
質疑応答

論文

戦前期青森県における「米と林檎」を軸とした農家経営と地域発展
 白井 泉
ページトップ

  No.49 (2015年3月)

2014年度シンポジウム:人と家畜の近代史―畜産史研究の新領域―

座長解題
 大瀧真俊・足立芳宏
家畜預託慣行からみる近代日本の畜産史―畜産の生活保障機能と家畜所有観念の変容―
 板垣貴志
帝国日本における青島肉・朝鮮牛の受容
 野間万里子
戦時下の軍馬政策と農家経営―日中戦争期関東地方の農耕馬徴発と補充―
 大瀧真俊
コメント
 玉真之介
質疑応答

論文

近代尾西織物業地域にみる農工関係の変容過程?鈴鎌工場史料の分析を通して?
 湯澤規子
明治期西日本における土地買戻慣行の成立と展開
 大栗行昭
都市近郊農村における女子初等後教育の展開―大阪府郡部の高等小学校付設裁縫専修科に着目して―
 徳山倫子

史料紹介

近代日本の記録史料としての『完訳 日本奥地紀行』―イザベラ・バード再読の意義―
 湯澤規子
ページトップ

  No.48 (2014年3月)

2013年度シンポジウム 日本帝国圏における農業資源開発?「資源化」と総力戦体制の比較史?

座長解題―課題と構成―
 野田公夫
「満洲」農業開拓民と北海道農法―「東亜農業のショウウインドウ」建設の結末―
 今井良一
戦時期南洋群島における資源開発・要塞化とその帰結―境界を生きた沖縄の人びとに着目して―
 森亜紀子
戦時期華北における農業問題
 白木沢旭児
ナチス・ドイツ「帝国圏」における農業資源開発―戦時ドイツの食糧自給政策と「東方拡張Ostexpansion」―
 足立芳宏
質疑応答

論 文

経済的先進地における天保クライシスの実態と特質―紀伊国伊都郡の紀州藩領を事例として―
 池本裕行

会報

ページトップ

  No.47 (2013年3月)

2012年度シンポジウム 自然災害と地域社会― 農業史研究の視点から―

趣旨解題
 松本武祝
近世村落における大水と救済―下総国葛飾郡上金崎村を事例に―
 栗原健一
天保大飢饉と村落共同体―武蔵国秩父郡上名栗村古組の場合―
 戸石七生
1934年の東北大凶作と郷倉の復興―岩手県を対象地として―
 玉真之介
昭和13(1938)年「阪神大水害」における神戸区町会連合会の対応
 加藤尚子
コメント
 村山 聡
質疑応答

論 文

アメリカ統治期沖縄の米穀政策―1960 年代前半を中心に―
 小濱 武
総力戦体制と樺太庁中央試験所―1937 年以降の樺太植民地社会における帝国の科学―
 中山大将

会報

ページトップ

  No.46 (2012年3月)

2011年度シンポジウム 戦前期長野県養蚕業と地域 ―小県郡と下伊那郡

趣旨
 井川克彦
明治前期における小県郡と下伊那郡の養蚕飼育法―共進会申告書にみる保温折衷育への過程―
 土金師子
両大戦間期・下伊那地方の組合製糸と地域経済―小県と下伊那の比較検討―
 田中雅孝
明治後期?昭和戦前期における行政村・集落運営と農村社会運動―長野県下伊那地方を事例に―
 坂口正彦
コメント
 松村 敏
討 論

論 文

水田地帯における野菜生産の発展と種子小売商の役割―新潟県北蒲原郡「種仁商店」を事例に―
 阿部希望
戦時自作農創設維持事業と農民的土地投資―新潟の土地利用・慣行に着目して―
 齋藤邦明
農地改革における耕作規模調整―長野県南佐久郡前山村の「均分化」をめぐって―
 福田勇助

会報

ページトップ

  No.45 (2011年3月)

2010年度シンポジウム 戦前・戦時東アジアにおける協同組合の比較史的検討

趣旨
 白木沢旭児
経済更生運動・戦時体制下の産業組合と行政及び農村社会―山口県を事例に―
 勝部眞人
植民地期朝鮮農村における金融組合の組織と機能―貸付事業を中心に―
 松本武祝
民国後期中国の合作社政策と地域社会
 飯塚 靖
コメント
 坂根嘉弘
討論

論文

樺太庁中央試験場の技術と思想―1930年代樺太拓殖における帝国の科学―
 中山大将
近世地主制の形成と縄延び地の存在―縄延び地を含む小作米取得慣行の成立に着目して―
 池本裕行
戦後東独エアフルト市における園芸の集団化―国際園芸展覧会を中心に 1945-1960/61年―
 菊池智裕

会報

ページトップ

  No.44(2010年3月)

2009年度シンポジウム 国有林史料から見た新しい地域史像

趣旨
 加藤衛拡
盛岡藩領五戸通における御山支配と山林利用
 金谷千亜紀
青森県下の国有林事業と地域社会
 脇野 博
美濃国における木材資源の管理と利用―弘化期「御林帳」を素材として―
 高橋伸拓
享保度林・新立林と私林・民有林の形成―木曽官民有区分の一側面―
 田原 昇
「国有林史料」が切り開く新しい地域史
 浪川健治
討論

論文

戦前期日本農村における朝鮮人農民と戦後の変容
 安岡健一
転業開拓団の「満洲」体験―「柏崎村」開拓団関係者の語りから―
 柴野 憩
近代における野菜種子屋の展開―東京府北豊島郡榎本留吉商店を中心に―
 阿部希望

研究ノート

宋元時代の施肥の水準について
 市村導人

会報

ページトップ

  No.43 (2009年3月)

2008年度シンポジウム 20世紀世界の農業と移動―移民・入植・難民―

趣旨解題
 足立芳宏
イタリア農村と移民―南仏への移民と「亡命者」―
 北村暁夫
1940年代における樺太農業移民政策の転換―樺太からみる近代日本の植民地農業移民―
 竹野 学
戦後東ドイツ農村の難民問題と「社会主義」―戦後入植史としての土地改革・農業集団化―
 足立芳宏
コメント
 玉真之介
討論

研究ノート

戦後期・戦後改革期農地委員会の年齢構成に関する基礎研究
 斉藤利佳・坂根嘉弘

会報

ページトップ

  No.42 (2008年3月)

2007年度シンポジウム 近代沖縄農業史の再検討

趣旨
 澁谷義夫
近代沖縄における糖商資本による黒糖流通支配について
 澁谷義夫
近代沖縄の土地問題―ウェーキ=シカマ関係について―
 来間泰男
近代沖縄農業における農業経営と生産力水準
 仲地宗俊
討論

論文

19世紀フランス灌漑組合制度における不同意土地所有者に対する参加の強制
 伊丹一浩
戦後高冷開拓地におけるリーダーのライフ・ヒストリーの分析―戦後開拓への諸契機の解明―
 三好 豊
近世中・後期の農業水利施設普請における経費負担と人足調達―山形五堰を事例として―
 佐藤章夫

研究ノート

江戸末期の死亡構造に見られる町と村―尾張国愛知郡を事例として―
 杉山聖子
近世における土地証文形式の変遷に関する分析―下総国香取郡鏑木村平山家の事例―
 中村 塑
戦間期日本農村部における農業保険の受容過程―埼玉県農家保険組合を事例として―
 小島庸平
ページトップ

  No.41(2007年3月)

2006年度シンポジウム 歴史の転換期における藍

概説
 佐藤正志
明治期の阿波藍業の動向と地域経済
 天野雅敏
北海道移住と藍業の展開―興産社を中心に―
 佐藤正志
「悪魔の染料」:インディゴが変えた世界
 下山晃
 コメント坂根嘉弘/伊丹一浩
討論

論文

 
琉球近世の租税制度
 来間泰男

研究ノート

昭和戦前期における農村の子供の暮らし―自分史としての絵画資料の分析を中心に―
 清水ゆかり
老農船津伝次平の「率性」論
 内田和義

会報

ページトップ

  No.40(2006年3月)

2005年度シンポジウム 近現代日本の村落をめぐって

主旨解題
 庄司俊作
昭和戦前期の農業農村政策と自治村落
 大鎌邦雄
近現代の政府と町村と集落―1930年代の構造変化を中心に―
 庄司俊作
農業近代化政策の変容と「農事実行組合型」集落の機能変化
 坂下明彦
自治村落論の発展的継承のために―シンポジウム報告へのコメント―
 野田公夫
討論

論文

戦後高冷開拓地の酪農における草地の形成過程
 三好豊・松岡淳
19世紀後半ロシアの穀物商品輸出における市場対応の問題
 中川雄二
近代日本における食肉受容過程の分析―辻売、牛鍋と西洋料理―
 野間万里子

研究ノート

 開発経済学からみた自治村落論
 有本寛

論点をめぐって

断絶説か連続説か?玉真之介氏の批判にこたえつつ
 野田公夫

会報

ページトップ

  No.39(2005年3月)

2004年度シンポジウム 戦時日本農業像の再構成

座長解題
 白木沢旭児
戦時下の農業技術・農業生産および農業経営
 野田公夫
戦時下の農村労働力問題―職工農家を中心に―
 清水洋二
都市における食料流通機構の再編―戦時下の米穀商企業合同における諸問題―
 山口由等
討論

論文

奴隷制末期におけるジャマイカ社会の変化―職能的・人種的秩序の形成と「自由人化」―
 圀府寺 彩

研究ノート

小作料減免慣行と取引費用
 有本 寛

会報

ページトップ

  No.38(2004年3月)

2003年度シンポジウム 農書研究の現状と課題

『日本農書全集』の刊行と意義
 佐藤常雄
江戸農書にみる日本農法
 徳永光俊
地域史と近世農書
 平野哲也
コメント
 伊藤康宏  加藤衛拡
討論

論文

近世後期から昭和戦前期の瀬戸内農村における死亡構造の時系列的分析―広島県賀茂郡中黒瀬村の寺院過去帳を事例として―
 杉山聖子
近世後期の下総地方坂川流域における稲作技術の展開
 奥西元一

追悼

笠井恭悦先生を偲んで
 安藤哲

会報

ページトップ

  No.37(2003年3月)

2002年度シンポジウム 農村女性の実態とその組織化 ─日本・アメリカ・フランスの比較史的検討─

日本の生活改善普及事業に見る農村女性の組織化─生活改善から農村女性政策へ─
 市田(岩田)知子
アメリカにおける農村女性と農業政策―両対戦間期を中心として―
 立岩寿一
フランス第3共和国における女子農業教育の意義
 伊丹一浩
コメント
 大門正克
 庄司俊作
 田崎慎吾
討論

論文

近代馬匹改良政策と馬産地域の対応―青森県上北郡を対象にして―
 大瀧真俊
近世下総地方における「唐籾」栽培の実態
 奥西元一
明治期沖縄における旧慣村内法に関する考察
 仲地宗俊・坂井教郎
近世南関東の養子慣行―秦野市旧横野村宗門改帳と明治戸籍の分析を中心に―
 戸石七生

会報

ページトップ

  No.36(2002年3月)

2001年度シンポジウム 日本における対外依存的穀物需給構造の形成・展開・再編

日本の戦時食糧問題と東アジア穀物貿易─日中戦争勃発前後の米・小麦─
 大豆生田稔
戦後食料輸入の定着と食生活改善
 白木沢旭児
コメント1
 松本武祝
コメント2
 水本忠武
討論

論文

近世後期から明治初年における上総地域の犂と犂耕
 有馬洋太朗
越前七郡における地価修正運動
 温  娟

会報

ページトップ

  No.35(2001年3月)

2000年度シンポジウム 人口の窓から見る近代日本農業史

日本における出生力の地理学:その長期的変動
 伊藤 繁
人口圧と小作争議の地域性
 玉真之介
恐慌期農村医療の展開過程―医療組合運動から国民健康保険法へ―
 豊崎聡子
コメント
 友部謙一  原 直行  松原洋子
討論

論文

近世期から明治初年における埼玉県域の馬耕
 有馬洋太郎
戦時体制下農民の意識と行動―各県農会報を題材として―
 伊藤淳史
ページトップ

  No.34(2000年3月)

1999年度シンポジウム アジアの中の日本(II)

水利組織と農村社会 近世における水利組織の問題―岡山県湛井堰を中心として―
 長妻廣至
水利事業をめぐる「公共性の位相」―植民地期朝鮮・富平水利組合の事例分析―
 松本武祝
灌漑管理における国家と共同体―フィリピンの一灌漑システムの事例を中心として―
 菊池眞夫・藤田雅子
コメント1
 田中 学
コメント2
 坂下明彦
討論

論文

天保期石見における地主小作関係の特質―那賀郡都治本郷村の事例―
 阿部英樹
近世後期における山陰地方の稲作技術―『豊秋農笑種』の分析を中心に―
 内田和義

批判と展望

フランス農村史研究における相続戦略論の意義と可能性―近年の研究の批判と新たな展望―
 伊丹一浩

論点をめぐって

戦後農政史をめぐる諸論点―岩本純明氏の学会シンポジウム報告を手がかりとして―
 玉真之介
ページトップ
Copyright (c) The Agricultural History Society of Japan 2013. All rights reserved.