2011年度日本農業史学会賞候補論文募集および研究報告会についてのお知らせ
1)2011年度日本農業史学会賞(学会賞・奨励賞)候補論文募集について
以下の通り、2011年度日本農業史学会賞(学会賞・奨励賞)候補論文を募集いたします学会賞に関する規程の詳細は、学会HP(学会規約)を参照ください。
[学会賞]
(1)対象者 優れた研究業績を公刊した40歳以下の会員(研究業績刊行時点)
(2)対象業績 過去2年間(2009年1月~2010年12月)に公刊された著書、およびそれに準ずるもの
[奨励賞]
(1)対象者 将来の発展が期待される研究業績を公刊した大学院に在籍する会員(研究業績が刊行された時点で大学院に在籍し、かつ博士の学位の未取得者。日本学術振興会の特別研究員(DC1,DC2,PD等)に採用された者も含む)
(2)対象論文 過去2年間(2009年1月~2010年12月)に公刊された論文およびそれに準ずるもの、ならびに直近の『農業史研究』(第44号)に掲載された投稿論文。
[応募方法]
本会会員の推薦によります(著者自ら推薦することを妨げない)。推薦に当たっては、推薦理由(1,000字程度)を記した推薦書を付してください(但し直近の『農業史研究』に掲載された論文については、会員による推薦を要しない)。一度対象となった業績の再応募は認められませんが、同一人物でも別の業績であれば差し支えありません。
推薦書および対象となる業績(著書の場合1部、論文の場合5部(コピーでも可))を事務局までご送付下さい。締切りは、2011年1月31日とします。不明の点がありましたら、事務局までお問い合わせください。また、「推薦書書式」を入用の方は、事務局までお申し出ください。
2)2011年度研究報告会について
2011年度研究報告会は、来る3月29日(火)に早稲田大学にて開催いたします。従来と同様に、午前中に個別報告を行い、午後にシンポジウムを行う予定です。研究報告会に関する詳細は、追ってご連絡いたします。
(1)個別報告希望者の募集
個別報告をご希望の方は、事務局までお申し込みください。申し込みの締切りは2011年1月31日といたします。なお、申し込みの際、報告要旨(1,000字以内)をご提出ください。報告時間は50分(報告40分、質疑応答10分)を予定しています(報告者数が多い場合には短縮されることがあります。あらかじめご了承願います)。
(2)シンポジウムについて
2011年度のシンポジウムの概要をお知らせします。
テーマ「戦前期長野県養蚕業と地域―小県郡と下伊那郡」
第2次大戦前の代表的な養蚕地域として知られる2郡を取上げ、その養蚕・製糸業と地域社会のあり方を比較し、近代日本養蚕業の意味を問い直す。
趣旨説明・座長
井川克彦(日本女子大学)
報告
土金師子(日本女子大学・院)
「明治前期における飼育蚕品種と飼育法―上田小県地方を中心に」
田中雅孝(長野県松川高校)
「両大戦間期・下伊那地方の組合製糸と地域経済」
坂口正彦(飯田市歴史研究所調査研究員)
「近現代下伊那農村社会の特質」
コメント
松村敏(神奈川大学)
〒113-8657 文京区弥生1-1-1
東京大学大学院農学生命科学研究科
農業・資源経済学専攻農業史研究室気付
日本農業史学会事務局
tel&fax:03-5841-5321(松本)
03-5841-5326(藤原)